今回は、
・勉強へのモチベーションを保つ方法は?
・モチベーション低下に繋がるやってはいけないことは?
こういった悩みに、元塾講師が丁寧にお答えしていきます。
✔︎ 現役航空整備士
✔︎ 大手航空整備会社内定
✔︎ 7ヶ国語同時習得中マルチリンガル
②モチベーションを高めて集中して勉強ができます。
③集中出来なかった今までの自分を卒業できます。
1.モチベーションを保つ方法 7選
受験も本番になる頃ですが、受験生の皆さんはこれからが本当の勝負だと思います。
正直辛いですよね。このまま勉強していって大丈夫なのかと不安になることもあるでしょう。
しかし、一度自分の夢に向かってやると決めたからには、諦めずに前に突き進んで欲しいです!
そこで、今回は勉強や作業へのモチベーションを高める方法をご紹介します。
①何もやらない!
上のタイトルが矛盾していると思ったあなたは、まだ自分のコントロールが出来ていません。なぜ、そのような事が言えるのかを含めて、「何もやらない」という意味を以下に述べているので、しっかりと理解してみて下さい。
まず、あなたは勉強をやらなきゃいけないと思いつつも、なかなか集中出来ずに時間だけが過ぎていくことが多くありませんか?
少しでも思い当たる人は、「気持ちの切り替えとコントロール」が出来ていない人です。
東京大学の池谷裕二教授の実験結果から、人間が本当に集中できる時間は45分程度だと言われています。
集中できる時間は限られているのに、それ以上の時間を費やしても集中力は保てないと、科学的に証明されているのです。
何もやらないということが出来る人は、気持ちの整理が出来る力があります。これからどうすれば良いのかを客観的に考えられるので、必ず長期的なモチベーション維持に繋がります。
だからこそ、上手くいかない現状から解決策を見つけるために、一度「全てを放棄」して、慌てずに何もやらない時間を作り出してみましょう。
②目標を立てて、公言しよう
受験生ならば目標を立てるのは当たり前ですよね。
ただ、その目標を誰かに説明して納得してもらえたことはありますか?
ほとんどの人は、最終的な大きなゴールを設定しただけだと思います。
目標を決めたなら、必ず身近な人にその目標とそこに至るまでの過程を説明しましょう。
そうすることで、自身の立てた目標の明確化と現実性が高められると同時に、人に話すことによってやらなければならない義務感が生まれるので、モチベーションを高く保つことができます。
③勉強場所を変えよう
勉強している環境はあなたに適切ですか?
もし、なかなか集中できていない理由が周りの環境にあるなら、迷わず環境を変えましょう。
今さら場所を変えたって何かが変わるわけないと思わず、とりあえず行動してみてはどうですか?
何かを生み出すためには、何かを切り捨てる必要があります。
上手くいかない現状を打破できるのは、誰でもなくあなた自分自身です!
モチベーションを上げるには、まずは良い環境作りから始めましょう。
おすすめの勉強場所については、以下の記事を参考にしてみて下さい。
④集中できる音楽を聴こう
あなたは集中するために音楽を聴く人ですか?
好きな音楽を聴いて勉強ができる人もいれば、静かな環境でなければ集中できない人もいると思います。
集中できるのであれば、音楽の種類は問いませんが、注意しなければいけないのは、「モチベーションが高められる音楽」と「集中できる音楽」は違うということです。
モチベーションが高められる音楽とは、あなた自身のテンションが上がるような曲や、落ち込んだ心境から励ましてくれるような曲が多いと思います。
しかし、そのような曲はあなたの気持ちを高める効果があるだけで、集中力を高めることはありません。
つまり、モチベーションを上げたいのか、集中力を高めたいのかによって、聴く音楽を選ぶと良いでしょう。
集中力が高められる音楽は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
⑤運動をしよう
あなたの血液は脳に循環されていますか?
モチベーションを高めるためには脳に血液を循環させる必要があります。
人間の気持ちをコントロールするのは、脳です。脳に充分な血液がなければ、心に余裕がなくなってしまいます。
脳に血液を循環させるためには、運動が効果的と言われています。
気分転換にもなるので、集中できなくなったと思ったら席を立って、散歩するのも良いでしょう。
運動によるパフォーマンスアップ効果については以下の記事を参考にどうぞ。
⑥ライバルを作ろう
同じ目標に向かって共に競い合うライバルはいますか?
受験はあなただけが戦っているわけではありません。全国の受験生が仲間であり、ライバルなのです。
ただ、モチベーションを保つためには、身近にライバルを作ることで負けたくないという気持ちが自分自身を奮い立たせることができるので効果的になります。
お互いに励まし合い、意識し合うことで更なる高みへ突き進むことができるでしょう。
⑦ご褒美を決めよう
普段から頑張っている自分にご褒美を与えていますか?
モチベーションを保つためには、原動力になるためのご褒美が必要です。
人は心が原動力なので、まずは原動力の源となるご褒美を設定しましょう。
好きなお菓子を食べる。好きなスポーツをする。欲しかったものを購入する。好きなゲームで遊ぶ。
自分が頑張れると思えるのであれば、どのようなものでも原動力に変わります。
ぜひ、ご褒美を設定して、モチベーションを上げてみましょう。
2.やってはいけないことリスト
さて、モチベーションを上げる方法は分かったと思います。
では、モチベーションを下げてしまうような行動はあるのでしょうか?
最近の学生に当てはまりやすい行動をリストアップしたので、ぜひ参考にして下さい。
①だらだらスマホをいじる
スマホをいじってはいけないと思った人は、勘違いしています。
スマホは使った方が良いです。調べ物、音楽、辞書、計算など、勉強効率を上げるための機能がスマホには詰まっているのでそれらを使うには構わないでしょう。
しかし、TwitterやInstagramなどのSNSをだらだらと見てしまうのは時間の無駄です。
この記事の執筆者も国家試験勉強中にはTwitter・Instagram・YouTubeはアンインストールしていました。
受験生にとってはとても辛いことですが、自分をコントロールすることが出来なければ、受験に成功するなんて出来ません。
少しづつ自分をコントロール出来るようになりましょう。
②満腹になる
受験生にとって最大の敵は眠気です。
眠気を誘う要素はたくさんありますが、唯一自分がコントロールできるのは満腹度です。
体調管理のためにたくさん食べることは大切ですが、食べ過ぎて満腹になってしまうと眠くなるのは当たり前ですね。
おすすめは、1日3食ではなく、食べる量は同じのままで食べる回数を増やすことです。一度で満腹になることがなく、一定の時間で空腹になるので眠気が襲うことはありません。
③諦める
最後は気持ちについてです。
人間は一度諦めてしまうと、そこから立ち直るのに時間がかかります。
挫折したくなる気持ちも分かりますが、結果が出るまでは何が起こるか分かりません。
最後まで諦めずに挑み続けることが大切ですね。
ぜひ、自分の夢に向かって努力を続けましょう。
いかがでしょうか。最後まで読んでくれたあなたは真剣に変わろうとしている人です。
モチベーションを高めて自信を持って前に進んでいきましょう!
以上になります。